可変タンブラーシリンダー・リバーシブルキー

可変式のタンブラー

可変タンブラーシリンダー・リバーシブルキーはLBシリンダーとも言われ、最大の特徴は可変タンブラー13枚で構成されている、普通の鍵とは違う独自の機構になっています。
メインタンブラーは4段変化、さらにサイドタンブラーは2段変化となっており、理論値では261億通りの鍵の種類を作れます。

すべてのタンブラーが揃わないと回転しない方式となっており、鍵の形はダブルインラインのディンプルキーであり、キー形状は美和ロック独自仕様のために、美和ロック以外では作ることが出来ません。
リバーシブルタイプなので、キーを指す方向は決まっておらず、使いやすいです。

もしも使用者のみが鍵を複製できるようにするなら、セキュリティカードを発行すると良いでしょう。
このセキュリティカードを提示しないと鍵が複製できない仕組みとなるので、第三者による複製を防げます。

また通常鍵交換となると、シリンダーと鍵の両方を交換しなければならずお金がかかります。
シリンダー部分が錆びていたり、設置するのに形が違いすぎて合わずに設置できない、などのことも多く、思いもよらぬコストや作業時間がかかるものです。
しかしLBシリンダーの場合は可変式なので、新しいニュートラルキーを用意して、それを挿した後に、次に使用する鍵を差し込めばシリンダー交換せずに、鍵交換が出来ます。
作業時間やコスト削減にもなり、頻繁に鍵交換するような場所でもコストを抑えて鍵交換が出来ます。

一時的に鍵を使用できなくするシャットアウト機能もあり、長い間家を空ける場合などに使えます。
シリンダーの鍵口部分はすり鉢状で鍵が挿しやすく、暗闇でも光蓄光タイプの素材で、暗い中でも鍵が使えます。

防犯性が高い

可変タンブラーシリンダー・リバーシブルキーは全てのタンブラーのピンが同時に揃わないとシリンダーが回転しないようになっており、アンチピッキングタンブラーを採用しているために、ピッキング対策効果は非常に高いです。
シリンダー内部には、高硬度部品も使用されているために、ドリル対策も万全です。
対ピッキング性能は10分以上となっており、空き巣などの対策にも大きな効果を発揮する鍵です。

マンションやアパート、ウィークリーマンションなどの物件に最適の鍵です。
鍵交換が簡単なので、頻繁に人が入れ替わるような物件にも適しています。
LBシリンダーは他の鍵とは一目で違い、とてもユニークな形状をしています。
キー操作が行いやすい大型ヘッドを採用しており、キーヘッドにアンテナを組み込むことで、玄関などをノンタッチで開けることも出来ます。
もしもこの鍵を使用したいとなると、美和ロックの代理店に問いあわせるのがまずは良いでしょう。

2WAYロータリーシリンダー・リバーシブルキー

防犯性が高い

2WAYロータリーシリンダー・リバーシブルキーはPRシリンダーとも呼ばれており、MIWAロックの製品です。
一般的な鍵の形状とは少し違い、タンブラーはメインタンブラーとサイドタンブラーの2種類の構造から出来ており、通常の鍵にリバーシブルタイプの鍵を合わせた形状の鍵となっています。

全てのタンブラーが同時に回らないと、鍵を開けることが出来ませんので、アンチピッキングタンブラーを採用し、ピッキング対策には大変有効な鍵です。
さらには鍵を不正解錠する場合は、ドリルでピンごと破壊するという方法もありますが、ドリルにも抵抗力がありますので、ドリルで破壊されにくくなっています。
シリンダーのグレードは3種類あるので、取付け場所に合わせて選ぶと良いでしょう。

メインとサブタンブラーの2つの構造から出来ているので、コピーしにくい防犯性の高い鍵です。
また耐久性も高く、摩耗しにくい鍵なので、何度も使用するような場所にも最適となっています。
リバーシブル構造であり、上下どちらの向きにしても鍵は開きますので、間違えることもなく使いやすい鍵です。
方向を間違えることもなく、抜き差しもしやすいので、子供やお年寄りでも簡単に使えます。

更に使いやすくしたPR-Jシリンダー

PR-JシリンダーはPRシリンダーと同じような構造であり、同じような特徴を持った鍵です。
同じようにメインシリンダーとサブシリンダーの2WAY構造となっており、通常の鍵にリバーシブルタイプを組み合わせた形状です。
摩擦や埃にも強く、ロッキングバーやアンチピッキングタンブラーを使用しておりピッキング対策もされています。
防犯性が高いので玄関などに最適です。

ロッキングバーは、キーがシリンダーから抜かれている時は、溝にはまりシリンダーの回転を妨げますので、キーが刺さってないと鍵を開けることは出来ません。
ピッキングしようとしても、正しい位置にピンが納まっているか感覚で伝わりにくいために、ピッキングしにくくなっているのです。

最近ではロッキングバーの切り欠きがロッキングバー本体の1個のみならず、全ての箇所にダミーの切り欠きがあるタイプもあります。
このようなタイプのシリンダーでは、正しい切り欠きよりも少しだけ浅くなっており、ロッキングバー自体はそこの切り欠きでも動きますが、位置が浅いので引っかかってダミーの切り欠きではシリンダーが回らないのです。

PRシリンダーよりも鍵の差し込み口はすり鉢状になっており、差し込みやすくなっており使いやすいです。
さらには、差し込み口には蓄光部品が使われており、夜中や暗いときはその部分が光りますので、明かりがないときでもキーを挿すことが出来使いやすくなっています。

マグネットタンブラーシリンダー

マグネットタンブラーシリンダーとは

マグネットタンブラーシリンダーは、タンブラーに磁石を使用したシリンダー錠であり、ピンに磁石が付いています。
ピンにはS極とN極の磁石が反発するように付けられており、バネで中心に向かって押しつけられています。

鍵側にはタンブラーの位置に合うように磁石が付いており、通常の鍵に見られるようなギザギザはありません。
鍵の磁石で、全てのピンの磁石が反発し押されて正しい位置に移動することによって、タンブラーを回転させて鍵を開けることが出来る仕組みとなっています。
最近では他の鍵のタイプと組み合わせた形状のハイブリットタイプもあり、マグネットタンブラーとピンタンブラーを組み合わせるような鍵があります。

ピンの磁石と一つでも合わない部分があると、鍵は開かなくなるので、防犯性も非常に高く、ピッキング対策としても効果的です。
防犯性を高めるなら非常に効果的な鍵であり、磁石でしか開かないので、ハリガネなどを無理矢理差し込んだとしてもまったく鍵は開きません。
何かを差し込んで無理矢理鍵を開けるということは、ほぼ不可能です。

マグネットタンブラーシリンダーの欠点

マグネットタンブラーシリンダーの欠点としては、磁石を使用しているためにピンの数を多くするということが出来ません。
その欠点を補うためにピンタンブラーと組み合わせたようなハイブリットタイプの鍵があります。

また、磁石の力が正常に働いていないとピンが正しい位置に移動しませんので、このタイプの鍵は使用している磁石の力が弱くなることがあります。
数年に1度は磁石が劣化していないか検査を受けた方が良いでしょう。
磁石の劣化はキー側でもピン側でも起きます。
もしも劣化していると分かれば、鍵交換かまたはシリンダーごと交換となります。
他の鍵と違い、一度設置したら壊れるまで使えるタイプではないので、定期的にメンテナンスコストがかかります。
鍵自体には磁石がくっつけられていますので、鍵の磁石が取れたら鍵が開かなくなります。
このようなこともありますので、スペアキーを作っておくなどの対策は必要でしょう。

一般家庭ではあまり普及していないタイプの鍵ですが、磁石のみのキーも存在し、バイクのシャッターやスーツケースなどにも多く使用されています。
しかしながら、どこに使われているマグネットタイプの鍵は特徴的な鍵と言え、解錠の方法も特徴的です。
そのために、専用の解錠工具が作られてしまい、現在は防犯性の高い鍵とは言えなくなってます。
現在では製造していたメーカーは新規製造を取りやめており、もしも今も使用しているなら、早めに他の鍵とシリンダーの交換することをおすすめします。