書籍:犯罪者はどこに目をつけているか

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「プロの犯罪者」の視点を分析した本

犯罪者というのは、私たちが及びもつかないようなことを考えながら悪いことを考えている。言ってみれは、「だから犯罪者なのだ」ということを思わせる本。
恐らく、この本ほど「犯罪者」に目を向けた本というのはないのではないでしょうか。私たちが考える「防犯」など、何の役にもたたないのではないか?と思わせるのがこの本です。

この本は、もともと警視庁に勤めていた人が、犯罪者から直接話をきいて執筆した本です。
だから、「泥棒というのはどんなところに目を付けて犯罪を犯すのか」についてしっかりと知ることができるとかんがえていいでしょう。アマゾンのレビューにもありますが「泥棒」というものに対する意識がぐんと変わる本ですので、一度は目を通してみてほしい本です。

泥棒はまず家の周りをチェックする

まず、泥棒というのは何も考えずに入る家を選ぶわけではありません。
きちんと「入る家を選んで泥棒に入る」ということをやっています。なぜこのようなことをするのかをご存知ですか?泥棒は、その家の状態を庭やゴミの状態を見るだけで知ることができるそうです。

例えば、家が雑草だらけだったりゴミ袋がたくさんたまっていたりということがあると、その家というのはどうしても泥棒に入られやすくなってしまいます。

だらしない家というのは簿王半対策もなおざり。そう思っているからこそ、泥棒はまず家の前をちぇっくするわけです。だから、庭に雑草がたくさん生えているとか、ゴミ袋がたくさん置いてあるとか、そういう家は泥棒に入られやすいといってもいいでしょう。こういうのって、気づかないですよね。でも、泥棒というのはこういうところをきちんと見て「泥棒に入る家」を選んでいます。だから怖いのです。

犬はそんなに脅威じゃない

よく言われるのが「泥棒は犬がいる家は売りにくい」というもの。
確かに、前を通るだけでわんわん吠えてしまうような犬は泥棒にとって厄介だとおもいがち。でも、犬というのは時間をかければ手なずけることが可能です。こっそりエサをあげるなどして手なずけ、そこから泥棒に入る人というのも少なくありません。こう考えると、猛犬がいたって役には立たないことになります。

そもそも、犬によっては噛みついたりという攻撃をしない犬もいますので、こういう場合は防犯対策に犬が向いているとは言えないのではないでしょうか。
かえって、猫の方が厄介だというケースがあります。
猫はまず人を主人とする猫ではありませんし、気性が荒いと遠慮なく襲い掛かってくる動物ですから、「猫の方が厄介だ」という泥棒は多いみたいですね。
このように、色々なことに気づかせてくれる本です。